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Hulu VS 携帯キャリア / 好調フールーに広がる包囲網

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どんどん広げちゃいな。

好調フールーに広がる包囲網

動画配信サービス「Hulu(フールー)」が好調だ。目をつけた携帯キャリア3社が攻略に走る。低料金、サービス拡充で利用者の囲い込みを進める。

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 インターネット経由で映画やテレビドラマの映像を配信する「Hulu(フールー)」が日本での攻勢を強めている。4月には月額定額料金を従来の1480円から980円へ大きく下げたほか、テレビCMや電車内広告を使ったプロモーションを展開し始めた。これにより「月当たりの新規加入者数は倍増」(米フールーのジェイソン・カイラーCEO=最高経営責任者)。公式には加入者数を公開していないが、「数万人規模に上っている」(業界関係者)と国内での存在感を急速に増してきている。

Huluの魅力は、価格もそうかもしれないけど、やはりマルチデバイスで視聴環境を選ばないことと、使いやすい(何度でもアクセスしたくなる)UIにある。
コンテンツの頭数をそろえることは、当然日本の携帯キャリアならお金もそれなりにあるし、できるんだろうが、視聴しやすいか、探してる作品にたどりつきやすいか、関連コンテンツをうっとうしくなくお勧めしてくれるかなど、他にもVODプラットフォームの利用基準にはいろいろある。

Netflixの成功はDVDレンタルとのシームレスな連携で、オンデマンドでなかったらDVDを借りる、逆にDVDを探していたらオンデマンドを発見したりして、手軽に見れてオンデマンドの便利さに気付くといったようなところも大きなポイントだったと思う。

Netflixはレコメンデーション機能も優れている。アマゾンよりも正確にこっちが興味もってそうな作品を表示する。

日本のHuluはコンテンツ数が大したことはないので、会員数をのばせているのは、やはり使っていて気持ちいいのかどうかと、視聴環境を選ばないマルチデバイスによるところが大きいと思う。

あと、通常ライセンスの高い海外ドラマが豊富という点も見逃せないが。
ちなみにHuluが他の国でもサービスを開始した場合、ライセンス契約の処理によっては、他の国でも見れるようにしたりするだろう。

日本の携帯キャリア勢が、これに対抗してサービス拡充をするのは大変素晴らしいが、頭数を揃えるだけではもちろん足りない。囲い込みが最終的な狙いなんだろうけど、囲い込みの結果、利便性を損なってもいけない。キャリアを乗り換えたい時にコンテンツまで失うことに、たぶん僕だったら耐えられないと思う。

料金的には十分はりあえるから、やはり視聴の際のユーザー体験がどうなのかをしっかり考えて、各キャリアはサービスを発展させていってほしいなと思います。

テレビ、PCへの対策は急務でしょう。他にSTB買わないといけないようではちと厳しい戦いになるだろうから、初めからスマートTV向けにアプリを開発しておくべきだと思う。

KDDIだったら、JCOMのSTBとかにバンドルしちゃえばいいと思うけどドコモとSBはどうしたらいいだろう。