飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことか。
「LINE」、登録ユーザー数が世界5,000万人を突破 ロシア周辺諸国でも利用者数が急増、今後は北米・中国市場にも本格進出
NHN Japan株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：森川 亮、以下 NHN Japan）は、本日、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ『LINE（ライン）』（http://line.naver.jp/）の登録ユーザー数（iPhone／Android／Windows Phoneアプリ・フィーチャーフォン総計）が、7月26日時点で世界5,000万人を突破いたしましたので、お知らせいたします。
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5000万ユーザー突破にかかった日数は399日。1年と一か月でここまで一気にユーザー数を獲得するとは。
以下のグラフを見ると、その勢いのすごさがよくわかります。
利用者の増加数
利用者増加数にかかった期間の他サービスとの比較。
ツイッターやフェイスブックと比べてこの利用者増加は、驚異的ですな。スマホ時代のたまものかなあ。とにかく情報の流れる速度が異様に早い。
スマホを持ってる中高生では、このＬＩＮＥは相当にポピュラーで複数人でグループチャットしたりするのが日常になってる層もあるみたい。
登録ユーザーの約半数が日本人ユーザーではありますが、アジア諸国とロシア近辺の国々でも急速にのばしてきているとプレスリリースにはあります。
しかし、気になるのは、そんなに多くの国に一気に普及してプライバシー問題で刺されないかどうか。その辺の法律は各国事情が異なるだろうから、慎重にいかないと怖いものがあるよなあ。
カンでしかないですが、正直なところ、ＮＨＮジャパンさんもこの勢いは早すぎると感じてるんじゃないかなあ。規約側の整備やプライバシー設定の改良などが追い付かないだろうな。ウェブ業界でもここまで早く成長するサービスってほとんどなかったわけだし。上のグラフが示すように。
いつの間にか、日本のＳＮＳ業界の中心になってしまっているこのＬＩＮＥ。コンテンツ提供側もこの軽いクローズドなプラットフォームをどう活用するのか早急に考えた方がいいですね。
テレビのツイッター利用、フェイスブック利用は活発になってきていますが、ＬＩＮＥ使ったテレビ番組はまだほとんどない。
僕が知る限り、日本テレビのＺＩＰくらい。
アカウントは、以下のやり方で探せる。
友だち追加 → ID検索 → #ziptv
番組のコーナーの情報とか、写真とかそんなのを送ってきます。しかし、このＬＩＮＥ公式アカウントって一方向性なんだよね。
双方向性がない。ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアとはそこが違う。
元々、そういう使い方をするものでもなく、番号を知っているリアルグラフの友人同士のコミュニケーション用なわけだから、ツイッターのような議論やオープンな情報交換の場にはなりえないわけだけど。
ネットは過剰にインタラクティブになった結果、一部はプッシュ型の一方向性に向かうのか。
そこではマスな有名人がどうしても有利だね。そういうプラットフォームの上では。