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YouTubeがモバイル端末へも広告配信へ

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YouTubeが広告配信をモバイル端末に向けても行うことを発表しました。iOS向けのオリジナルアプリへの布石でしょうか、これ。

YouTube Creator: 動画の収益化をより効率的に – モバイル端末で動画の収益化が可能になりました

YouTubeには3種類の広告表示があります。
右上のバナー広告、インライン広告と呼ばれる動画内に広告が表示されるアレ、
そして、TrueView インストリーム動画広告です。

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インストリーム広告とは、要するに動画が始まる前のコマーシャルです。最近増えて来てるんで、見かけた人も多いと思いますが、動画再生をクリックすると、まずCMが流れて、5秒間はその広告を見ないといけない。5秒たつとスキップする権限が与えられるアレですね。

今回、モバイル向けに配信されるのは、このインストリーム広告です。サイドバーのバナー広告は表示するスペースがないし、インライン広告をモバイルの小さい画面で表示するのは、さすがにUXを壊すと判断からか、モバイル端末では配信されません。

現在、インストリーム広告を配信するように設定されている動画には、自動的にモバイル端末からの視聴でもインストリーム広告を表示するようになります。

AppleのiOS6はYouTubeのアプリ(Appleが制作していた)は、デフォルトで入りません。代わりにGoogleがYouTube用のアプリを制作すると見られており、逆にそれによってGoogleはアプリ内で動画内に広告を配信するようになるのでは?という観測が広がっていましたが、やはりそういう方向に行くみたいですね。

YouTubeはマイクロソフトのX Box向けのYouTubeアプリにも広告を配信するようになりました。YouTubeの広告事業もマルチデバイス化してきましたね。

しかし、僕はGoogleの検索連動型広告、アドワーズは大変素晴らしいと思いますけど、YouTubeの広告配信には改善の余地があるんじゃないかと思っています。正直うウザくないですか、YouTubeの広告って。

インライン広告もそうですけど、インストリーム広告もまた動画視聴のUXを損なっているように感じられてなりません。無料で提供するものですから、広告は差し挟まれていいのですが、もう少し工夫できないものでしょうか。

しかも今度はモバイルであのコマーシャルを見せられることになります。タダでさえ動画は帯域食いますから、読み込み遅かったりするところにCMをまで入ってくるとなると、快適にモバイルでYouTubeの動画を視聴できるんでしょうか。

まずは広告の挿入の改善が先なんじゃないかなあ。さりとて僕にもアイデアがあるわけじゃないけど。。。。

YouTubeは重要なプラットフォームなので、上手い方向に行ってほしいと思っていますけど。

モバイルトラフィックが日々増え続けており、YouTubeもまたそこから収益を上げる方法を確率してくれることは、多くの動画クリエイターにとって素晴らしいことではありますが、モバイル広告は実際とにかくユーザー体験を損なわずに表示させる方法が難しいです。
実際このブログのモバイル広告も正直手探りで配置してます。どういう配置がバランスがいいのか考えますけど難しいですね。

なにか上手い方法をホントに考えていただきたいものです。

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