まあエルマーク自体にセンスを感じられないからな。ていうかエルに見えないからな。
日本レコード協会が、デジタル音楽配信の正規・非正規を見分けやすくするために制定したエルマークですが、新たに利用形態に応じて三種類のマークに増えました。音楽配信者は音楽の利用形態に応じて、マークを選んでサイトに設置して、違法コンテンツではなく正規のコンテンツであるとアピールできます。このマークがないサイトは違法サイト、というわけではなくて、任意でつけるものですので、あんまり普及してない例のアレです。
今回制定されたのは、以下の3種類。
- ダウンロードOK
- 視聴のみOK
- 転載OK
で、今回あらたに作成されてマークは以下の3つ。
わ、わかりやすくていいんじゃないかな。。。。(センスとかいうもんはねえのか)
そらもう、小寺信良さんにもこうい言われちゃいますよ。
ロゴのやっつけ感が凄まじいレベルで震撼した。>「正規配信なら何でもダウンロードOK」との誤解解消へ「エルマーク」細分化 -INTERNET Watch http://t.co/sPSElVm8
— 小寺信良 (@Nob_Kodera) December 12, 2012
まあ、なんていうかアーティストならサイトのデザインにもこだわりあるだろうけど、美醜の感覚から貼りたくなくなるレベルだよなあ。目が怖いよ、耳も怖いよ。壁に耳あり、障子に目ありみたいな感じがするよ。監視されてるんじゃねえのか、オレ。
一応、ここからこの新しいエルマークに関する記事が掲載された冊子(PDF)をダウンロードできます。
一般社団法人 日本レコード協会|発行物
これ、デザインしたのが非常口のデザインを手がけた人なのか。ピクトグラムの世界では有名な人か。
まあ、それよりも何よりももっと周知しなよ、エルマークについて。全然見かけないよ、このマーク。この周知率じゃ本来の目的を全く果たせないでしょう。エルマークがなんだか知らない人が多数の中、細分化してもなあ。まあ、別にいいけど。
なんで細分化しようと思ったんですかね。利用者からわかりにくいという声が多かったとも思えないけど。だってあんまり見かけないし。配信事業者側からなんらかの突っ込みがあったのかね。ウチはストリーミングサービスさんで、ダウンロードさんと一緒にされちゃ困ります的な。
違法ダウンロードが施行されて、今のところ音楽産業にポジティブなニュースは聞こえてきません。むしろCDの売り上げが回復せずという、当たり前なことがニュースになっていたりしましたが、ネット配信事業者でこのエルマーク導入して売り上げに変化のあったサイトとかってあるんですかね。安心して購入できるようになった、とかそういう話。
何なんだか。