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遠隔操作ウィルスの真犯人、犯人の特徴を警視庁が公開へ

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遠隔操作ウィルス事件の真犯人の情報提供を警視庁が呼びかけています。
報奨金は300万円とのこと。

遠隔操作ウイルスによる連続威力業務妨害等事件 :警視庁

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via Itmedia

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2ちゃんねるのサーバーから過去ログを押収したり、いろいろとやっているようですが、行方は一向につかめていないようです。

以前、自殺をほのめかす?メールを報道機関や、弁護士の落合氏などに送った際に横浜市内を操作していましたが、位置情報に不自然な点が多く、釣りではないかとの憶測も流れていましたね。

遠隔操作事件「自殺予告メール」に見られる不自然な点 「釣りでは」と疑う声も – ねとらぼ

いずれにしても、警察は真犯人の足取りはいまだ何もつかめていないということでしょう。

それは今回発表された真犯人の特徴を見ても明らかで、すでに既知の情報しまありません。これって犯人の「特徴」っていうのかな?
ほとんど何も絞り込めない気がするんだが。

ネットでも報道でもすでにさんざん伝えられた情報をまとめただけのものですが、本気で何もつかめてないということなんですかね、これは。

真犯人はなかなかにしたたかだとは思いますが、完全に後手後手にまわってるのですね。今後犯罪はインターネットを舞台にサイバー化していくにあたって、現在の日本のサイバー操作能力はかなり心もとない感じですね。

この真犯人は、当然法を犯しているので、肩を持てないのですが、既存の捜査や取り調べの問題点を白日の下にさらした点で社会の公器である警察の改善に寄与したとも言えてしまいます。法の外に出ねば討てない不正もあるといって戦うバットマン的な。

しかし、バットマンと決定的に違うのは、その法の外で戦うことによって、リスクを負ったのは自分よりも犯人に仕立てられた無関係の人だったという点です。
これによって人生を狂わされた人もいるわけだから。

真相をしっかりと明らかにしてもらいたいし、真犯人が早く捕まってほしいと思います。

同時に真犯人の行方だけじゃなく、今回の冤罪事件の本質的な問題点を整理して警察に改善を促す議論をせねばなりませんね。
まあ、この事件のあるずっと前から、さかんに専門家から問題点は指摘されていたわけですが、それでも一向に直す姿勢すら見られなかったわけですけど。

それが今回のような違法行為によって是正されるというのは、なんとも言えない気分になるな。ナイーブな表現すると言論の敗北的な。。。

真犯人の特徴は、警視庁の公式サイトで確認できます。あまり読んでも意味ないかもしれませんが。
遠隔操作ウイルスによる連続威力業務妨害等事件 :警視庁

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