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レコ協がYouTubeやニコ動が音楽購入に好影響もあるとの発表で雑感

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好影響が一方であり、別に一方では買い控え要因になってるのは当たり前なので、あまり意味のある発表ではない気がします。
そんなの当たり前だし。

YouTubeやニコ動が音楽購入に好影響、一方で買い控え要因にも~レコ協調査 -INTERNET Watch

半年前までは購入したことのなかった「未知アーティスト」の新品CDを購入したきっかけ(複数回答)としては、「テレビ番組」が18.6%、「テレビCM(楽曲のCM)」が17.2%、YouTubeやニコニコ動画などを含む「無料動画配信サイト」が16.9%の順。無料動画配信サイトは前年の9.0%(7位)から急上昇した。

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また、未知アーティストの着うたフル・音楽ファイルを購入したきっかけでは無料動画配信サイトが21.6%で最も多く、以下はテレビCMが21.3%、テレビ番組(音楽番組)が17.3%と続いた。
<中略>
無料聴取層が楽曲を購入しなかった理由(複数回答)では、「購入しなくても好きなときに聴取できた(YouTube等を使った)」が32.0%、「PC・スマートフォン等で無料動画配信サイト(YouTube等)での聴取が増えた」が29.5%で多かった。

重要なのは、メディア環境の変化を俯瞰的にとらえて、音楽がどういうポジションにいるのか、ってことですから、無料動画がどうだ、こうだという個別の話にはあんまり意味ないんじゃないですかね。

音楽をyoutubeで聞く時がある。気に入った音楽はいつでもリピートしたい。スマホに入れてオフラインでも聞きたければ購入です。そうして聞いてる時もなにかウェブ記事読みながらだったり、「ながら」視聴したりとか人の流れみたいなものを捉えることができているのかなあ、とかふと思ったり。個別の事象だけ取り上げても、木を見て森を見ず的な。

音楽に対するニーズが消えるなんてあり得ない話。紀元前からありますからね、音を楽しむ習慣って。

それよか、動画プラットフォームが音楽にこれだけ影響を与えているっていうのが僕的には面白い。動画で映像表現の場なんですけどね。マイケル・ジャクソンやマドンナが音楽を聴くものから見るものへと変化させたわけですが、その習慣もここに極まれりという感じ。

映像作家よりもミュージシャンのが動画プラットフォームを使いこなせているんだな。なんでかね?

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