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オフラインファーストはコンテンツ提供の形として重要かもしれないね

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新野さんのブログ「 Public Key」で『2014年にはWebアプリの「オフラインファースト」が流行するのではないか?』という記事が出てて、ほほ~とか思いました。

HTML5の勉強会でのプレゼンを軸にモバイルファーストって何、というのを丁寧に説明していただいているのですが、オフラインファーストとは要するに、オンラインにつながずともアプリを使える環境を提供することを、アプリ作成時の重要なポイントとして掲げるってことで、モバイルファーストが叫ばれた昨年とよく似ているね、というお話をされています。

オフラインの魅力は何かというとネットにコンテンツを取りに行くことなく、サービスを提供するので、爆速。なのでユーザビリティが向上します、ってことですね。具体的にはローカルにキャッシュ貯めるということになるってことですね。

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非常に重要な指摘だと思います。特にトラフィックは今後さらにひっ迫していくでしょうし、通信総量制限が当たり前の時代がどこかで訪れる可能性が高い。というか一部そうなってるわけですが。

いちいちネットワーク経由でコンテンツ取ってくるのは非合理的な時が多々あり、常にオンラインである必要は時にありません。ニュースリーダーやRSS系のアプリでもオフラインにキャッシュできる系のアプリが人気ですね。モバイルではどうしてもオフライン機能が欲しい瞬間はありますね。

テキストに限らずあらゆるコンテンツにはオフラインで楽しめる機能が必要な気がしています。電子書籍も当然そうですし、音楽もそう。ネットワークの混雑状況でブツブツ途切れるのは非常にストレスです。だからiTunesのようなサービスはモバイルに関して言えば、spotifyのようなストリーミングより向いてる。

映像コンテンツも同じく。Huluのような低額ストリーミングが日本でも携帯キャリアを中心に普及しそうな気配がありますが、一応売りはデバイスフリーで視聴できること。なんだけど、ネットワーク状況はいかんともしがたい問題があるので、オフライン機能が欲しいとこなんですよね。

本来ならYouTubeなどの動画サービスも上手いことネットワーク切れてもオフラインに自動でキャッシュしてくれて、途切れることなく見れるようになってくれればいいわけですが、読み込みに時間がかかるのですし、同期処理が難しいとかいろいろあるんですかね。この辺は。

しかし、面白いな。ウェブと言えばネットワークでオンラインなのに、オフラインに可能性を見出すんなんて。しかしキャッシュがたまりすぎてもデバイス側が不調をきたし始めてしますので、それはそれで困ったことなので、この辺の完璧な答えはないんだろうなあ。

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