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ティーンにとってフェイスブックは公共スペースにしか見えないだろうね

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すでにフェイスブックは多数のユーザーを抱えているので、エキサイティングな秘密の場所ではなく、公共スペースみたいなもんなんだよね。

Facebookに魅力を感じない若者たち–その理由を探る – CNET Japan

近頃のティーンエイジャー(13~19歳の若者)がバーチャルな時間をどこで過ごしているのかを知りたければ、彼らがスマートフォンを使っているところを観察すれば良い。彼らの世界は、大人が高度な写真サービスの1つであると誤解している「Instagram」アプリケーションや、どう見てもMark Zuckerberg氏のソーシャルネットワークほどは古風でないほかのアプリを中心に回っている。

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 Facebookの最大の課題の1つはそこにある。世界中に10億人以上のユーザーを抱え、売り上げを増やすという暗黙の使命を帯びているFacebookは、あまりにも複雑かつ危険で、そして何よりも、あまりにも多くの保護者が利用しているため、ティーンエイジャーが切望するデジタル世界での自由や解放感を与えるのが難しくなってしまった。

保護者が利用している、というところに象徴されるんだけども、フェイスブックはすでに遊び場というよりもしっかりとした自分として振る舞うための空間で、もうかしこまった世界だという認識がティーンにはあるんだね。僕がフェイスブック始めた2007年と比べて隔世の感があるなあ。当時は大学生中心でマイスペースに疲れた若者が大挙してよりクールなフェイスブックに押し寄せてきいたのだが。

大学行ってもノートPC開いてフェイスブック見てる学生多かったからなあ。

インターネットそのものが公共スペースのようになり、もはや現実からの退避する場としての機能はある程度制限されつつありますが、実名主義のフェイスブックはまさにそれを推し進めた存在の急先鋒みたいな存在なので、フェイスブックでそんなに危険な遊びをしなくなったとしても、それはある程度フェイスブック側のハンドリングの結果だよね。

かといって、フェイスブックアカウントを持たない、という選択肢を取る人が増えているというわけでもないんだと思う。アクティブに遊びとして使う人が若い人には減っているのはあるのかもしれないけど。社会との結びつきを強くすればするほど、大胆な行動は取りにくいわけですからねえ。
でも、よく考えたら子供が親と同じサービスで遊ぶわけないよ、いつの時代も。親のやることダサいと思う世代がティーンエイジャーなんだし。

変わりにアメリカのティーンにはインスタグラムなどの写真中心のソーシャルメディアの利用が目立つようになってきているということですが、フェイスブックはインスタグラムをどうマネージメントしていきたいのか、今のところよくわからんのですよね。何がしたいのかな。収益化できそうな話題は特にないし。

まあ、ティーンはいつだって刺激がほしいですよ。それは時に法に触れそうなものだったりするので、10億人の使うサービスがそれを奨励するわけにもいかんのだから、もうそういうもんだと思って、普通に社会生活営む上で役立つサービス目指せばいいんじゃないかな。

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