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Google検索のアルゴリズムにセンチメント分析が導入されたら?

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鈴木謙一さんの海外SEO情報ブログに「評判の悪いネットショップのランキングを下げるかもしれない、とGoogleのマット・カッツがSXSWでコメント」という記事が出ておりまして、ここで鈴木さんがセンチメント分析が導入かも?との推測をされております。

記事の要旨は、ネットショップのリンキングに関して、評判の悪いショップはランキングを落としていこう、とマット・カッツさんが発言したものの、具体的にどのように質の良し悪しを判断するのかは言及せず、しかし、ステマレビューのようなやらせがないかとか、好評価が多いのか、バッドな評価が多いのか分析するのでは?という感じもの。

この記事ではネットショップの話に終始しているわけなのですが、質の良し悪しを判断するためにセンチメント分析を導入するとなれば、その影響はいろんなサイトに波及するだろうと思われます。Googleの検索評価は、基本的には内容の評価のような尺度では行われておらず、被リンクの多さやキーワード、内部リンク構造など機械的な尺度を用いていたわけですが、ここに感情分析的な手法導入となると、割と大きな変化が訪れそうな気がします。

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鈴木さんのご説明によると、

センチメント分析とは、簡単に言うと、「その評判が好意的なものかそれとも否定的なものか」を見分ける仕組みです。
否定的な評判をもらっているものに対しては検索結果にもマイナスの評価を付けます(詳しくはリンク先を参照)。

ネットでは炎上マーケティングだろうが、なんだろうが目立てば被リンクを多く稼げますし、それで検索上位にもこれてしまうので、ネガティブな評価でリンクされているのか、ポジティブな評価なのかは勘案されていません。そこにセンチメント分析を取り入れれば、好意的な評価のショップを上位にランキングできるようになるということですね。

ブログやほかのネットメディアにも大きな影響を与えそうなセンチメント分析ですが、ここではまだ憶測にすぎず、実際に導入されたわけではありません。しかし、導入されるとなると、被リンク先でどんな風に言及されているのかなども評価対象となるので、炎上マーケみたいなことはある程度しにくくなるかもしれないですね。

ただ問題なのは、ネガティブ評価のサイトは必ずしもユーザーにとって「利便性」がないわけじゃない、ということですよねー。
ショップ一つとっても、良いレビューだけを参考に商品を買うかどうか。長所と短所、両方見分けたいですからね。

情報の評価というのはホントに答えが1つじゃないので、難しいですね。
やらせレビューと、逆恨みレビュー以外は割と役に立ちますからね。角度を変えて読んだりすると。

悪質なやらせが減るのなら、それに越したことはないんですが。

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