黒人少年殺害の自警団員、殺人罪で起訴-フロリダ州 – WSJ日本版 – jp.WSJ.com.
全米を揺るがす大事件となっているこの事件。
僕は今回の殺人罪での起訴は妥当だと思います。
自警団である、ジョージ・ジマーマン容疑者は、武器を持たない黒人少年を危険を感じたという理由で、殺害しました。
これが正当防衛の範疇である、として何と逮捕されませんでした。
詳しくは、上のリンクをご覧いただきたいですが、この事件は、アメリカの根深い人種差別、そして正当防衛を巡る問題として議論が沸騰しています。
自主防衛の権利は、アメリカではものすごい重んじられるモノで、これに対するアメリカ人にとっては生活の安全を担保する重要なモノとして考えられています。
もしかしたら生活の安全という観点では、食の安全や医療問題より上位に来るのかもしれまんせん、アメリカの場合。
そして人種差別もんだい。いつになったらアメリカこれを克服できるのか。。
4年前、歴史変わり目として熱狂渦誕生したオバマ政権ですが、その任期最後の年にこういう事件が起きるとは、何の因果なのか。
このジマーマンという人は白人じゃないんですね、ヒスパニックなんです。ヒスパニックによる黒人差別。これは何を意味するか。
なのでこの問題移民問題にも飛び火すると思われます。
中南米からの移民は年々増え続け、かれらは子だくさんなこともあって、アメリカの人口に占める割合はどんどん増えてます。
2050年には人口の過半数がヒスパニックになるという計算もあるくらい。
マジョリティが入れ替わっても、悪しき習慣は変わらずに残ってしまうんでしょうか。
彼らもまたマイノリティの気持ちや立場はわかるはずなんですが。
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