明日(4/14)からいよいよ公開となるSRシリーズ最新作、「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」
このシリーズは大好きなんです。なんていうかね、綺麗ごとをいわないところがいいんです。
「マジで夢も希望もなんにもねえ!」みたいなことをライムに載せて歌うんだけど、そうやって正直に自分のダメダメなところをさらけ出して生きてる奴がいることに、オレは逆に勇気が湧くんだよね。
そうやって正直に生きることも難しい時代に、バカみたいに正直に生きてマジで馬鹿を見てる登場人物たち。
負け組が突然輝く瞬間ってのをこの映画は見せてくれるんだよね。いい映画です。
今回の主役はマイティ。1作目で、裏切って途中で東京行っちゃったヤツですね(笑)
ストーリーはこんな感じ。(公式より転載)
http://sr-movie.com/
「SR サイタマノラッパー」にて、イックとトムと別れ、東京に出ていった元“SHO-GUNG”メンバーのマイティ(主人公)は、ラップをあきらめきれず、“極悪鳥”という恋愛系右翼ヒップホップクルーのメンバー入りのチャンスを狙って、パシリのような扱いの日々に耐えていた。ある日、マイティが一人で参加するバトルで、「優勝したらメンバー入り」を約束されるも、決勝直前、対戦相手が、極悪鳥が世話になるヒップホップクルーのメンバーだった為、「わざと負けろ」という電話が入る。マイティは、指示通り負けるが、メンバー入りの約束も反古にされた為、怒りを爆発させ、極悪鳥の一人に大怪我を負わせてしまう。
その後、栃木に逃亡したマイティは、少年たちが盗んだ車を転売、外国人労働者を囲って産廃処理を行うといった違法行為で商売する大人たちの一員として働きはじめる。ある日、金儲けの為、栃木で音楽イベントをやることになった。素人の大人と少年たちが仕切って行われた有料の詐欺まがいの出演者オーディションには、マイティの知らないところでイックとトムが参加。そこで出会った日光のヒップホップクルー”征夷大将軍”と、TKDタケダ先輩のトラックを通じて意気投合し、一緒にイベントに出演することになる。
そしてイベント当日、極悪鳥のメンバーを殴って栃木に逃げてきてから、暴力と盗みを重ねてしまったマイティは、胴元の大人たち、警察、ゲストとしてたまたま来ていた極悪鳥に遭遇し、追われる身となった。征夷大将軍と共にステージに立つイックとトム。そして、会場を逃げ惑い、追っ手を振り切ったかのように見えたマイティ。聞き覚えのあるトラックが流れ出し、導かれるように会場へと戻り出す。
予告編はこちら〜
作中登場する極悪鳥のPVも公開されています。
ムカデ人間に出演していた北村昭博さんが赤坊主で熱演してます。
ムカデ人間のレビューは以前書いたのでよかったらどうぞ。カルト映画の傑作です。
http://hotakasugi-jp.com/2011/07/10/mukade-ningen/
メイキングがYouTube上に公開されています。
友だちがスタッフとして参加してて、北村さんとも知り合いで思うところはいっぱいあるんだけど、映画見たらまた本館でレビューを書こうと思います。
インデペンデント映画の可能性も矛盾も両方合わせ持った作品です。観ることから始めよう。
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