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未来のために過去を知るー3.11までの原発の歴史を伝える「原発絵本プロジェクト」

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未来のために過去を知るー3.11までの原発の歴史を伝える「原発絵本プロジェクト」

キャンプファイアのこのプロジェクトのパトロンです。
原発絵本プロジェクト「このくにひかりがみちるまで」

原発を批判するとか、絶賛するとかではなく、原発の歴史を子供たちにわかりやすく伝えるという目的で走り出したこのプロジェクト。

事故後、数カ月経ってから、小さな子どものいるお母さんたちから、
「あの事故のことを、子どもに質問されても、どう説明していいかわからない。」という声を多く聞きました。
なぜあの事故が起きたのか、テレビや新聞の知識だけでは、うまく説明できない。
専門的な科学知識を手に入れる機会がない。

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ですので、私たちは、お母さんと子どもが原発の歴史をやさしく理解しながら、話しあうきっかけになるような絵本を目指しています。

原発とエネルギーの問題は、ものすごい複雑にいろんな事情が絡み合うからね。これを教えるというのはホントに大変なことで、それが正確にできる人なんてほとんどいない。なので、子供もころから原発とエネルギーというものに対して感性を磨いてもらうのはとても大事なことだと思うのです。

「0か100ではない、その間の議論を生み出したい」

これを実現するには、情報だけじゃなく、想像力を養うことも大事だと思います。ウェブ上には原発を巡って大量の情報が溢れていますが、議論がしばしば空転するのは、他者に対する想像力の欠如があるように思います。想像の及ばないところに人はすぐレッテルを貼りたがるもんです。

こういう文化的活動が、原発を議論する上で大変重要だと思います。

すでに目標金額は達成していますが、今からでもパトロンになれますので。興味ある人はサイトをのぞいてみてください。
http://camp-fire.jp/projects/view/190

つい先日、パトロン特典の新着ニュース配信で、福島へ取材に行ったことが触れられていました。

その一部に良い言葉があったので一部引用。

「考え方や行動に“正解がない”ことを認めてあげないと、福島にこれから住み続けることはできないと思う。」という言葉。

「放射能への対策について、みんなこうしたほうがいい、ああしたほうがいいと言って、
同調圧力のようなものを感じることがあるけれど、他人の判断を否定して、自分の正しさを確認するようなやり方では、これから福島がどうしてゆくべきか、答えは遠のいてしまうでしょう。