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【メルマガレビュー】【Vol.0029】僕秩ヨシナガ @dfnt の「ネットの今。」【質問が取り上げられた】

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読んでるだけじゃもったいないかも、と思いたって始めたメルマガの感想書きが習慣化してきた。
だんだん、長くなってきちゃったな。もうちょい短く書けないものか、自分。

今週の【Vol.0029】僕秩ヨシナガの「ネットの今。」は、孫さんのフェイスブックのアイコンの話。

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コラムは、三択を提示して、人気のあるアイコンに変えようという企画だったのですが、これを例として一人でも多くの読者やユーザーを獲得するためには、
数学の正規分布で最も多いとされる「偏差値50」の人を狙え、という話。

ヨシナガさんのネットでの活動にはあらゆる「偏差値50」を狙う仕掛けが施されているそう。

件の孫さんの3つのアイコンはこれ。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.319211681481971.73359.303726706363802&type=1

ヨシナガさんは、偏差値50という観点からこの結果を分析してますが、僕はちょっと違う視点を小生意気にも提示してみる。

一応映像をかじっているものなので、構図や照明の具合で観る3つの写真の印象の違いでもざっくり書いてみます。

一番右は、やや下から見上げる構図になってますね。この構図は対象に威厳を感じさせるのに有効な構図です。あおりの構図ってやつです。
同様に左の写真も同じような構図ですね。

孫さんのファンは、当然孫さんを尊敬している人が多いでしょうから、この構図に人気があるのはわかる気がします。
たぶん2ちゃんのアンチソフトバンクの板では全然違う結果になるでしょう。

真ん中の写真はピンボケしてんですよね。。。。
やたら暖色系の照明で、なんか優しそうには見えるけど、孫さんのキャラじゃないですね。

しかも光が上から来てるんで、
あの、ええ、まあ、なんというか反射してるんですよ。。。。
まあ、右にも反射してますが、顔全体に光があたってますから、そんなに目立ちませんね。

右と左で構図は一緒だけど、対照的なのが表情。あと背景も。
左は黒背景に浮かびあがる、挑むような孫さんの図。

右は背景が移りこんでて自然なんですね。日常の一コマの何気ない笑顔だけど、それでいて構図のおかげか威厳を損なっていない。

フェイスブックだとこういう結果になりましたが、今の殺伐としたTwitterだとやや違う結果もあり得たかも、とか思います。

ちなみに僕は1番が選ばれるだろうとは予想してましたが、3番が好きです。
挑んでる方が孫さんぽくと思うので。

さて、ここからが本題ですが、
今回、僕の送った質問が取り上げられていたので、その感想を。

こんな質問でした。

■■■ 質問 32 ■■■

初めて質問してみます。毎回楽しく読んでおります。

ヨシナガさんは、いつも面白いネタをネットに投下してくださってますが、ネタ選別の基準のようなものはあるんでしょうか。

面白いネタって時に不謹慎なものなもの、毒を持ったものもあると思うんですが、そういうのはやはり避けているんでしょうか。

ギャグとか笑を取るモノって、ある程度の毒を含んでいると思うのですが、こういうネタは絶対にやらない!という明確にご自身に課している
ルールや基準のようなものはあるんでしょうか。

ぶっちゃけていうとこれは端的に「ホモォ」ネタについての質問です。ヨシナガさんも「自分でも非常に悩むライン」であったということです。
このネタは当の腐女子よりもゲイの男性を傷つけている可能性が高いネタなんですよね。

そういうまとめがTogetterにもあったかと思いますが。

「ピュ~ぴる」という性同一性障害のアーティストを追った作品がありまして、劇場に見に行ったときにたまたまご本人のトークショーもありました。
その時に、昨今のテレビで活躍するいわゆる「おネエ」キャラの方達を、自らをピエロにできるタフさを持った特別な人たちという趣旨のことを言っていました。

そして、その裏にはそうした人たちほど強くなく、人知れず悩んでいる人たちがたくさんいるとも。

「最近数字を集めた「腐女子」のネタは、果たして適切なのか、自分でも非常に悩むところです。

「腐女子と呼ばれる女性はゲイが好き」という基準は、10年前であれば確実にアウトにしていましたが、そう言った人たちが一般に認められTVにも出演し、常識そのものが大きく変わる中」
ということでありますが、この件に関して僕はテレビを基準としてよいものかどうかにちょっと引っかかります。

テレビに出てくる人たちは、基本的に突出したタフな人たちでしょうから。

「誰かを傷つけるものは避ける」ということであれば、このネタはもしかしてアウトかもしれません。

でも突き詰めて考えてしまうと、誰も傷つけない表現て無理ですね。孫さんの自虐ハゲネタですら、誰かを傷つけてる可能性があります。
アットホームな家族ドラマだって、両親失った子供にはキツいですから。

だからと言ってマイノリティへの配慮が必要ない、ということは絶対無いわけです。

表現の多様さは許容されるべきだけど、不要に誰かを傷つける可能性を減らすため、ゾーニングという考えがあるわけだけども。
ソーシャルメディアの拡散はゾーニングしにくいからな。。。

あと、ヨシナガさんのこの質問の回答の結びにこうあったのが意外でした。

「「野球」「政治」「宗教」の話題は明確な正解が無いため、議論や反感を買いやすい、というのがネットの一般的な常識です。これらはなるべく避ける傾向にあります」

野球がダメなのは意外。政治と宗教はなんとなくわかるんですが。

野球ってそんなに議論や反感を呼んじゃうんですか?ナベツネ問題とか裏金問題とかなら、そういう面もあるのかなあ、と思いますが。

これがサッカーだとどうなんですかね?

また、政治に関しては、これをギャグに用いるのはかなりの教養がいりますので、難しいのですが、ぜひ挑戦していただきたいとも思います。
虚構新聞はかかんに挑んでいますが、ああいうパロディによる政治議論もありだと思いますね。

アメリカだと、ステファン・コルベアみたいな政治ネタコメディを披露するトークショーがけっこうたくさんありますが、政治家って公人なので、プライバシーや名誉棄損にも制限がつくので、不謹慎なパロディやギャグの対象しやすいと思うんですよね。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6188745.html

なので、政治ネタはぜひともヨシナガさんに挑戦していただきたいジャンルです。

質問すると面白いね。
ヨシナガさん、ご回答ありがとうございました。

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