SCUTTLEBUTT: Arianna Huffington Wants To Buy HuffPo Back From AOL
ビジネスインサイダーに上のようなタイトルの記事がでたのが一昨日のこと。
内容は噂だけど、アリアナ・ハフィントン女史がハフィントンポストをAOLから買い戻したがっていて、それをAOLのCEOのティム・アームストロングに云ったら、
「オーケー、でも10億ドルね」と言い放たれ、
非公開投資会社がその金を用意しますよ、とハフィントン女史にアプローチしている、という内容。
注意書きとして、これは産業内のソースからのゴシップだよ、とあります。
しかし、昨日になって、アリアナ・ハフィントン女史の講演がスタートアップ2012カンファレンスにて行われた際、ビジネスインサイダーがこの事について訪ねたところ、ハフィントン女史は、非公開投資会社からのアプローチがあったことを正式に認めた、ということです。
その記事はこちら。
Arianna: Yes, Private Equity Has Approached AOL About Buying HuffPo
ハフィントン女史は、質問に対してジョークで、
「私は、ここで10億ドル集めるためのキャンペーンをKickstarterで立ち上げたことを正式に公表します」述べたそうです。(笑)
真面目な話では投資会社からのアプローチがあったことだけ認めてそれ以上の話はでなかったようです。
しかし、こういう話が出て来ると思い出すのは、昨年のテッククランチの騒動です。テッククランチは有名なテック系ニュースサイトでしたが、その独立した編集方針で、多くの支持を集めていましたが、昨年AOLに買収、編集の独立性を巡って創立者であるマイケル・アリントン氏がテッククランチを抜ける、ということがありました。
今回のこの「噂」も同じような方向にいくんでしょうか。
そうなるとAOLに買収されてメディアはダメだ、というイメージがつきまとって、AOLの今後の戦略に大きな影響がでるでしょう。
AOLはネットメディアの墓場と云われてしまうような日がくるんでしょうか。
この噂は注目しておきたいところですね。