ざっくりした感想を。
今週の津田マガ、トピックは、
・ニコニコ超会議レポート(というか津田さんのざっくりとした印象)
・ヤクザと原発著者、鈴木智彦さんのインタビュー
・原発情報クリッピング
・デジタル日記
・Q&A
・MIAUからのお知らせ
・特別企画「田中優の未来レポート」
・速水さんのブックレビュー
・@sammy_sammy さんのメルマガレビュー
ニコニコ超会議には僕も言ってきました。
津田さんも言ってますが、カオスでしたね。とくに言論コロシアム。
僕が言ったときは、ステージ上杉隆さんがなんかスピーチしてる中、脇のブースでは東浩紀さんとかも独自に生放送してたり、津田さんのブースではニセ津田(小嶋くん)がおくのほそ道売ってたり、どこ見たらいいのかよくわからない感じだった。
ホントにニコニコカルチャーリアルな場所にムリやり突っ込みました、みたいな感じでした。コスプレあり、同人販売あり、痛車あり、歌い手さんのライブあり、生放送あり、自宅警備員ありetc…
この無茶な感じがまたニコニコっぽくて、いいんじゃないでしょうか。
いい意味で統率されてなくて、どこから何が生まれるかわからない感じ。
しかし、やっぱり大赤字なんだね。しかしプラットフォーム企業としては、ああいう場所作り大事ですからね。
ニコニコ超会議については、この記事が面白かったですですね。
ネットとリアルの断絶の終わり――「ニコニコ超会議」が示したものを考えてみた
今号はデジタル日記やたら気合入っていた。いつになく読み応えがある。何やった、どこどこ行っただけじゃなく、津田さんの考えやら思いの記述がいつもよりボリューム多い。
悩みが溜まってるんでしょうか。
嬉しかったのは@sammy_sammy さんのメルマガレビューで「サイタマノラッパー」取り上げられていたこと。
SR音楽担当の岩崎さんの大変いい指摘が載っております。
「目よりも耳の方が遥かに感覚依存をしている」ため、「セリフの録音が甘く、聞きづらい映画があったとすれば、直ぐ様観客の心は離れてしまいます」
音、というのは映像作品において軽視されがちなんですが、非常に重要要素なんです。
映像の美しさ作るのは構図や照明だったりしますが、映像の心地よさを作るのは音なんですね。これは音楽セリフだけでなく、自然音も含みます。
心理描写にもおおきな効果発揮したりします。
先日、少年と自転車という映画を見ましたが、音使い方がすごい上手いんですね。ハアハアという吐息の音量の強弱で人物の焦燥感表現したり。
自転車疾走するシーン自転車の車輪回る音大きめにして疾走感を高めたりと自然音をたくみに利用して、豊かな感情表現をしていました。
ほとんど音楽を使ってないのですが、非常に情感豊かな作品になっています。
少年と自転車については、レビュー書いたんでよろしければどうぞ。
http://hotakasugi-jp.com/2012/05/04/kid-with-abike/
メルマガレビューでは声優とキャラの声の一致に関する話になってますが、これもキャラ人気大きく左右する要素ですね。
あと、メルマガレビューのあとがきで記されている、ネオローグマネージャー問題に関するこの指摘はけっこう的確なような気がします。
マネージャーに必要なクオリティが何なのかを精査せず採用したため、ミスマッチが発生したというのが私の分析です。また津田氏は「一緒に仕事をしたら相乗効果が生まれそう」な人材を求めがちなのですが、実際に現場で必要なのは「津田氏のサポートに徹する」人材ではないかと考えます。なぜなら津田氏には、すでに明確なビジョン(やりたいこと)があるからです。
でも津田さんのスケジュール仕切るのは大変な作業だと思う。
マネージャーや秘書経験者じゃないと無理だろうね。
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