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Googleアドセンス広告に「広告を閉じる」機能がつく

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Googleアドセンスの広告は当ブログも導入しており、その動向はいつもきになるところであります。

最近はイモトのWi-Fiが多いなあ。。。もう見たくないんですけど、とか思ってましたが、単にページを閲覧する側のユーザーには広告を選ぶ権限は基本的にはないんですよね。
ユーザーの望む広告情報と向こうさんの考えたサイトの内容とマッチングした広告が食い違うことが多々あるのですが、これをシステムだけで上手い事制御できるわけなはないのですよねえ。

広告、というのは本来記事の内容とは別の情報だからノイジーな情報として処理されてしまうことが多いのですが、広告といえどもそれは一つの情報なので、ユーザーが望む、あるいは今まで知らなかった新しい有益な情報を広告として表示できれば広告主もユーザーもサイト運営者も嬉しい。それをGoogleのアルゴリズムで可能にしてくれるサービスがGoogleの目指す理想の広告システムなわけです。

しかし、現実にはなかなかむずかしいですねえ。イモトのWi-Fiを海外に行かない人に見せてもあまり意味はないんですけどねえ。。。
Googleも広告の+1のボタンをつけたりして、ソーシャルメディアによるグラフを取り込んでさらなるマッチングの向上化をはかっていますけど、どうなんでしょう。

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さて、今回発表された新機能は、ユーザーが気に入らない広告を閉じることができる機能です。

こんな風に広告があった場合、右上に×マークがあります。

それをクリックするとこの広告を非表示にできます。

すると以下のようなメッセージを表示します。もし間違ってクリックしてしまった場合は「undo」で表示を戻せます。
さらに「ads preference」のリンクからフィードバックを送信することでこの広告は自分にとって有益じゃないよ、とGoogleに知らせることが可能です。

これはgoogleの広告主とユーザー双方にとってメリットになる可能性があります。広告主も自社製品に興味ある人になるべる広告をみてほしいし、ユーザーも自分にとって有益な広告を見たい。こうしたフィードバックの蓄積は広告マッチングの精度を高める結果になります。

ある種の人間ベースでの広告マッチングの向上施策ですね。ソーシャルメディアの強さは人間の生の営みのデータ蓄積にあるので、googleも同様の方向性を取り込んだんでしょう。

しかし、フェイスブックのいいねに相当する+1ボタンつき広告はあまり功を奏してないような気もするなあ。たまにフォロワーさんのアイコンが表示されてるのを見かけますが。

goolge+がもっと普及すればあれも効果的なものになるんですかね。今回の新機能は、いうなればネガティブ投票をする機能ですから、同時に上手いポジティブ投票機能もないといかんですよね。現状は+1ボタンがそれに該当するのかもしれませんが、不十分感が否めない。

「広告を閉じる」機能でより優れた広告表示を