情報が錯そう気味ですが。
昨年、ベンチャーキャピタルから4100万ドルもの資金調達を受け、次世代の写真共有サービスだと期待をかけられておいながら、いろいろと内紛も起きつついったいどこに向かっているんだろう的なかんじでありましたが、2012年の10月17日サービス停止の噂が広がっております。
でもって、公式の広報はそれを否定しているようです。
Color: We Are Not Shutting Down | TechCrunch
「ソーシャル」概念に革命をもたらすことになるかもしれないモバイル向け写真アプリケーションのColor、大金を調達してサービス開始
トラブル続きのColorが今度は協同ファウンダのPeter Phamを失う
Colorは写真を友達同士で共有するのではなく、自分の近くに居合わせた人と自動で写真を共有してしまうサービス。その発想が画期的と当時は話題になり、位置情報を前提としていて、モバイル特化のスマートフォン時代をにらんだサービスのはしりのようにも言われていましたっけね。
まあ、街中で撮影して偶然そのへんで同じく写真を撮った人と共有してしまう、という事態は怖くはあります。
僕はこのアプリはフジロックみたいなたくさんステージがあって同時多発でイベントが行われるような場所で使ったら面白いのかな、と思いましけど。
ステージAで撮った写真もステージBで撮った写真もcolorを開けば全部見れるというね。
コミケとかブースがたくさんあるとこでもおもしろいかもしれない。
でも正直それ以外ではどんな場面で使えばいいのかわかんないよなあ。
当初は写真からスタートして、動画やオーディオもアップできるようになり、ベライゾンと独占的な特別機能を施したかたちのサービス提供をすることで合意したりもしていました。
Color reborn: video-broadcasting service bets big on Verizon, adds audio and ups quality | The Verge
とりあえずこのサービス終了騒ぎの発端はVentureBeatの記事のようですが、colorの一人の従業員からのメールがソースだったようで、それ以上の裏とりを行っていなかったようですね。(でも当初は複数のソースから、と書いてたみたい)
ただあまり話題になることも少なくなりましたよねえ。革命だ、みたいに騒がれていたのはなんだったのか。
サービス終了を伝えるテッククランチの記事のコメント読んでも冷めた反応が多いな。。。。
Color: We Are Not Shutting Down | TechCrunch
などと書いていたら、今度はcolorがAppleに買収されるとかいうニュースが!
Color Labs To Be Acquired By Apple
もうわけがわからないよ。。。。
どうも特許が目当てだよ、という論調なのですが、真実はやぶの中って感じ。
もうみんな言ってることが違うよ。黒澤明の羅生門みたいだよ。。。
※snapseedとかのフィルター加工アプリのが便利だよね。