これはいろんな意味でスゴイな。。。
ニューヨークのThe Journal Newsという新聞社がウェブサイトでニューヨークのウェストチェスター郡とロックランド群で銃の所有者の名前と住所をGooglejマップでマッピングして公開しています。
そのマッピングはこちらから見れます。
Map: Where are the gun permits in your neighborhood? | The Journal News | LoHud.com | lohud.com
各ドットをクリックすると銃の所有者の氏名と住所が表示されます。許可され、銃の所有者として登録されているものだけを表示しています。いわゆるリボルバーやピストルのみで、ライフルやショットガンのような長ものの所有データは反映されていないそうです。
きちんと公的に記録されているデータで申請すればデータを取得することはできるらしい。
うーむ、これはスゴイな。。。。ここまでやるか。。
ストリートビューモードにはさすがにできないようで。でも航空写真モードでその家の外観を上から眺めることはできますね。
このマッピングには名前と住所のみ記載されていますが、The Vergeによると、The Journalはさらに所有する銃の数とタイプも公開するように要求したとのこと。しかしそれは公開拒否されてということです。
New York newspaper posts map with names and addresses of handgun permit owners | The Verge
現在は2つの群のみ公開していますが、パットナム郡のデータも現在集めて公開準備中とのこと。
当然これに対してプライバシーの侵害ではないかとの批判も挙がっていますが、The Journalは近所の銃所有の実態とその情報は有益な情報だということで反論しているようです。
自分の生活圏の周りにどれだけの銃があるのかを知ることは確かに重要なことかもしれませんが、大変難しい問題ですね、これは。
どの家に銃があるのかわかってしまうということは、その家に押し入れば銃を手に入れることもできてしまいますし、強盗に押し入るにしても銃のない家に入ろうとか思う輩もいるかもしれません。
しかし、こうしてみるとどの辺が治安の悪い地域なのかもよくわかるな。
銃の所有率に応じて、その地域を色で表示するとかそれくらいのことでもいいじゃないのかという気もするが。
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