2013年はポストPC時代の幕開けになるんでしょうか。だとすればそれは以外と早いな、という印象。
調査リポート:タブレット市場が急成長、2013年にノートPCの出荷台数を上回る可能性も――NPD DisplaySearch調べ
「iPad mini」「Google Nexus 7」「Kindle Fire HD」など、2012年後半に登場した最新タブレットの人気ぶりが予感させるように、2013年はタブレット市場の成長が本格化する年になりそうだ。調査会社によると、タブレットの出荷台数は2013年に64%増で成長し、ついにノートPCを上回る見込みだという。
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iPadが登場したのが2010年ですが、タブレット誕生三年目にしてもうノートPCの需要を上回るという見込みが出てきました。随分早いな、という印象です。
もちろん、買い替えのサイクルとしてタブレットとPCだと大分違いますので、出荷・販売台数が上回ったとしても、人が過ごす時間もPCよりタブレットが上となるかどうかはわかりません。僕の感覚ではタブレットはモバイルデバイス的な消費も担う部分があるので、買い替えサイクルはノートPCよりもはやいんじゃないかな、と思います。
しかし、タブレット、特に7インチサイズ台の製品の需要の成長ぶりを見て見ると、ポストPCの時代はもう現実にすぐそこまで来ているんじゃないかとも思うわけです。
実際に今までPCからでしか行えなかった作業は消費活動はタブレット、スマートフォンでできるようにドンドンなってますしね。実際僕もタブレットやスマホからブログ毎日にように書いてるんですよ。数本アップするブログのうち最低でも1本はスマホからのアップだったりします。もはやブログを書くぐらいの創作活動なら、PCというクリエイションツールじゃなくてもタブレットやスマホで出来てしまうんですよね。
PCが完全に無くなってしまって快適なデジタルライフが過ごせるかどうかは微妙なところです。タブレットとスマホは多くのことができるとはいえ、かゆい所に届くかというと、そうでない時も多々あります。PCが完全に消え去ってしまうというのはまだ想像しにくい。
しかし、実際にはあらゆるモノがスマートデバイスしていく潮流の中で、PCの役割は今までとは大分違ったものになっていくのでしょう。司令塔的にまとめる役割すらスマートフォンに取って変わられるのではないかという気もしているのです。スマホで操作するテレビ、スマホで制御する車など、いろんなモノがスマートフォンと繋がるようになる。その時PCってのはどういう位置付けになるのかなあ。
改めてPCって何なのか、再定義がなされるのかもしれませんね、2013年は。何ができて、何をするものなのか。
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