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摘発されなきゃいけないわけではありませんので。
著作権法が改正されて、インターネット上に投稿された海賊版の音楽や映画などをダウンロードした人に対する罰則の適用が始まってから3か月がたちましたが、摘発された事例はなく、法律の実効性をどう高めていくか、運用の在り方が課題となっています。
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ここでいう、法律の実効性とは何のことを言ってるのかわからんですけど、法律の究極的な目的は、逮捕者をだすことにあるのではなく、刑事罰がある法律の場合は、犯罪そのものを抑止力によって減少・撲滅することにあるのでしょう。摘発例がないことで上手く運用出来てないというのは、どうかと思うんですがね。
この記事では、運用の難しさとして、罰則の基準が不明確なので、権利者側に戸惑いがあるのでは、という意見があると書かれてますが、違反者を猫も杓子も罰していたら、ビジネスとして成り立つのかよ、と思いますし、慎重な運用がされて当然でしょう。
法は乱用すべきものではないんで。
音楽会社でつくる団体などは、投稿サイトの情報を基に、海賊版がどのようなルートでダウンロードされているかなどを捜査機関とも連携を取りながら分析することにしています。
今後は捜査機関と権利者側がより密接な関係で動くよ、と堂々書かれてます。告訴することを「事実上」誰が決めるんでしょうね、この場合。
これこそ法の運用として問題あるんじゃないのかと。
日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか
posted with amazlet at 13.01.08
山田 奨治
人文書院
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