ソーシャルゲームMobageのイメージの強いDeNAが、ゲーム以外のコンテンツに本格参入するようです。
DeNA、スマホ向けソーシャル音楽サービス「Groovy」を発表
Groovyは端末内の楽曲を再生する音楽プレーヤー機能に、ソーシャルネットワークサービス機能を備えた音楽サービスという。ソニー・ミュージックエンタテインメントやユニバーサルミュージック、ビクターエンタテインメントなど20社を超えるレコード会社が、サービス開始時に100万曲以上の楽曲を提供する。
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via Groovy
サービスイン当初から100万曲以上を提供するということで、どこのレコード会社と提携しているのかな、と調べたらAVウォッチさんが全ての提携レコード会社さんを掲載しておりました。
以下のリンクに載ってます。
DeNA、'12年度内にスマホ向け音楽サービス「Groovy」開始
だいたい大きなところが入ってますね。どっか主要レコード会社で抜けてるとこある?
ウィキペディアのここと見比べてみましょうか。
日本のレコード会社一覧 – Wikipedia
だいたいありそうですね。
主な特徴として挙げられているのが、音楽再生以外にソーシャルネットワークを通じて音楽を通じた出会いや発見の提供とあります。音源そのものをシェアという話では当然ないと思いますが、音楽を中心としたSNSはアップルのPingが爆死してしましましたが、さてDeNAの音楽のソーシャル機能とはどのようなものになりましでしょうか。
スマートフォンで展開する音楽系SNSだとsoundtrackとかいろいろありますけど、これは今聞いてる音楽をタイムラインに共有してフォロワーさんは、そのサンプル音源を聞けるというもの。あんまり面白くないんで最近使ってないですけど、新しい音楽との出会いというのはそういうイメージかな。
Spotifyのようにフェイスブックの友人が何を聞いているなどで、その音楽を即座に自分のプレイリストに突っ込めてしまうような機能があれば最高なのですが、Spotifyのような聞き放題サービスの展開は日本ではまだまだ先になりそうですし、そこまですごい機能はつけられないかな。
基本的に音楽の再生や購入、と発表会の時に仰っているので、聞き放題サービスではそもそもないんでしょうね。今までiTunesで購入した曲も多々ありますが、これは新しいサービスなので、また別に購入が必要なんでしょうし。
購入サービスを今から作るとなると、競合に対してどんな違いを打ち出せるかが問題ですが、ソーシャル機能だけで戦えるかどうかですね。複数デバイス間での楽曲の共有をiTunesよりもさらにやりやすくなる機能など盛り込んでいただけるといいのですけど。
現在はサイトがオープンしており、メールアドレスを登録しておくと、サービスインに関する最新情報がメールが届けられます。
なんにせよ、良質な音楽を発掘できるプラットフォームになってくれると一般消費者的には嬉しいところです。
iTunesは純粋に小売だからなー。
技術評論社
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