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ブロマガの利用規約を読んでみる

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どうも、有料メルマガに対して神経過敏になっている人のブログがこちらになります。
しょうがないでしょう。昨年あんなことがあったんで。
週刊(だったはずの)有料メルマガが一ヶ月間配信されなかった件

さて、ブロマガが一般ユーザーにも開放されましたが、このブロマガとは昨年有料メルマガ課金のコンテンツとして昨年始まりました。

今回一般に解放されたと云っても、β版であって有料課金にはまだ対応していません。なので現在は無料で開設できるブログサービスです。

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開設と記事作成方法と特徴はこちらのエントリに書いたので、そちらを参照していただくとして、ここでは利用規約について書いておきます。
近い将来は有料課金もできるようになりますので、ちゃんと読んでから始めた方がいいかなあ、と思うんですね。
まあ、有料化が開始する時点で、また規約に変更・追加はあるのでしょうけど。

で、規約ですけどざっくり云うと、基本的に内容に関する一切はブロマガ作成者が追うのが前提です。ニコ動さん側は一切の責任を取りませんよ、というのが基本スタンスです。

ちなみに利用規約は、アカウントを作成する際に同意するのボタンと一緒にでてきます。

第4条(管理ツール)

運営会社は、管理ツールにつき、その正確性、合法性、道徳性、適切性、信頼性、適合性等について一切保証するものではなく、一切の責任を負いません。ブロマガ提供者は自らの責任においてこれを利用するものとします。
<中略>

管理ツールを利用して行われた行為は、全てブロマガ提供者の行為とみなし、当該行為及びその結果については、ブロマガ提供者自身が責任を負うものとし、運営会社は一切の責任を負わないものとします。

とハッキリ書いてます。

第5条(ブロマガ提供者の責任)にも同様に、

ブロマガ提供者は、ブロマガ提供者自身の責任においてブロマガ提供するものとし、管理ツールを利用してなされた一切の行為及びその結果について一切の責任を負うものとします。

と書かれていますね。

あと、これ。

ブロマガ提供者は、ブロマガ提供するにあたり、第三者から問い合わせ(コメントによるものも含む)、クレーム、請求、警告、提訴等(以下、「問い合わせ等」といいます。)を受けた場合には、当該ブロマガ提供者の費用と責任において当該問い合わせ等に対応しなければならないものとします。
当社が問い合わせ等を受けたことに関して、運営会社に損害が生じた場合には、ブロマガ提供者は当該損害を賠償する責を負うものとします。

ブロマガの内容などで問題発生した場合、基本的には個人が対応するということになります。

ただ、運営会社の判断によってアカウントが停止されることもあります。規約違反やガイドラインへの觝触、反社会的行為への関与などが発覚した場合など、その基準はごくごく当たり前という印象。

ただ、ここはは気にしといた方がいいかな。

ブロマガ提供者のniconicoアカウントに登録されているメールアドレスにより連絡が取れなくなり、尚相当の期間をもって運営会社が連絡を試みたにもかかわらず、連絡が取れない場合
所定の期間内各ブロマガが更新されない場合、ブロマガのレイアウト、コンテンツが運営会社所定の基準を満たさない場合、その他各ブロマガが運営会社所定の基準を満たさない場合であって、運営会社が相当の予告期間をもってブロマガ提供者にその旨を通知したにもかかわらずブロマガ提供者がこれに必要な対応を行わなかった場合

ブロマガはそのうち有料課金にも対応しますので、もし有料定額課金としてサービス提供された場合、更新されないにもかかわらず課金だけは発生するような事態も起こりうるので、ブロマガを維持するのに所定の期間を設けるのは必要でしょうかね。
でも所定の期間が明示されていないです。有料課金対策ではないのかもしれんですね。普通の無料ブログサービスでも一定期間以上、更新がないと通知がきて、更新しない場合、消される場合もありますし。

著作権についてはどうなっとるでしょうか。
第9条(ブロマガの知的財産権)

ブロマガ提供者が本サービスにおいてブロマガ提供した一切の情報(ブロマガ自体、ブロマガの個々の内容、更新された内容、その他ブロマガ提供者が本サービスを通じて発信した一切の情報を含み、以下、「コンテンツ等」といいます。)及びコメントの著作権その他一切の知的財産権(著作隣接権を含みます)は、コンテンツ等を掲載したブロマガ提供者本人もしくはコメントを書き込んだユーザー本人に帰属するものとします。但し、ブロマガ提供者及びユーザーは、運営会社に対して、コンテンツ等及びコメントを日本の国内外において無償で非独占的に使用する権利(複製権、公衆送信権(送信可能化権を含みます。)、上映権、頒布権、譲渡権、貸与権、翻訳権、翻案権を含みますが、これらに限られません。)を許諾(再許諾を含みます。)したものとします。

とありますな。基本的に著作権は自分のものですが、運営会社が複製権や翻訳権などは独占的に有するとのこと。サーバー移動やバックアップなど管理側はいろいろやることがあるのでこれ書いておかないといけないのよね。常識的に考えてニコ動が勝手にブロマガの内容を本などにして出版とかそんなのはあり得ないとは思いますが、一応ニコ動側には使用権はあるよというのは覚えておきましょう。
でも、著作権は自分にありますから。

ただし、著作権が自分にあると言っても、ニコ動側が不適切と判断した場合、予告無く記事が削除となる場合もあります。

運営会社がコンテンツ等の内容を不適切であると判断した場合、運営会社は、当該コンテンツ等の一部又は全部を変更・削除できるものとし、ブロマガ提供者は、これに異議を述べないものとします。

とのこと。

個人情報の取り扱いや免責事項には特に気になる点はなし。まあ、普通じゃねって感じかな。僕も専門家じゃないけど。

この利用規約はベータ提供中時のもので、有料課金ができるようになった時にどんな風になるのかはわかりません。多分このままでは有料課金のサービスを提供するには不十分でしょうし。

このままの利用規約でいくと、有料課金でトラブルあった場合には全てユーザーが自分で対応することになりますしね。それぞれの購読者に自力で返金するのは現実的じゃないしなあ。一人一人に銀行口座聞く訳にもいかん。

誰でも有料サービスを始めることができて、コンテンツでお金を稼げるようになる事自体は、悪いことではないのですが、問題はお金のトラブルが起こった場合どうするのかなどで、その辺どうするのかは、現状の規約を読んでもちょっとまだわからないですね。

定額課金となる場合の更新頻度の遵守などいろいろ盛り込まないといけないですしね。

【追記】
ブロマガの利用規約のページができてました。(1/24確認)
ブロマガ利用規約 – ニコニコチャンネル

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