Mashableにも記事が出てますが、このメール僕にも昨日届きました。
Not a Hoax: Facebook Might Have to Give You Ten Bucks
legalnotice@facebookmail.comというメールアドレスから何やら訴訟のお知らせのようなものが届いていたんですが、なんだ、この手の込んだスパムは、と思ってたらどうもスパムじゃないらしいです。
件名は「Re: LEGAL NOTICE OF SETTLEMENT OF CLASS ACTION」で内容はフェイスブックがSponsored Storyという広告にユーザーの写真を許可なく使用した問題でフェイスブックが訴訟を受けているというもの。
メール冒頭。
This Notice relates to a proposed settlement (“Settlement”) of a class action lawsuit (“Action”) filed against Facebook relating to a particular Facebook feature called “Sponsored Stories.” According to available records, you may be a “Class Member.”
この通知はフェイスブックのsponsored storiesに関わる集団訴訟に関するものであり、あなたはclass memberの一員かもしれない、と。。。
Sponsored storyはユーザーの写真をユーザーの許可なく広告として使用してプライバシー懸念を巻き起こしたアレですが、アメリカでは実際訴訟案件になったんですね。
対象ユーザーをどう抽出じてるのかよくわからないですが、どうして僕のとこにも送ってきたんだろう。
訴訟起こしている会社(?)の公式サイトはこちら。
Fraley v. Facebook, Inc.
ここからオンラインフォームで訴訟に参加可能になってます。
メールを受け取った人しか登録できないようになってますね。メール内に記載されたID番号が必要です。あとアメリカの銀行口座がないと登録不可。
まあお金がユーザーに支払われるとしても10ドルですけど。訴訟額は2000万ドルみたいですね。
Sponsored Storyについてはこちらを参照してください。
Facebookの新広告「Sponsored Stories」、またもプライバシーの懸念 – ITmedia ニュース
米Facebookが開始した新サービス「Sponsored Stories」は、ユーザーの許可も得ずに企業が「いいね!」ボタンの人気を利用できるようにするための新しい広告ユニットだ。
AdAgeの記事によれば、この新広告は「いいね!」ボタンやFacebook Placesの「チェックイン」機能を用いたもの。どちらも、Facebookの6億人以上のユーザーの間で非常に人気の高い機能だ。
FacebookはSponsored Stories広告の一例として、Starbucksが購入したものを紹介している。ユーザーの友人のうちの誰かがStarbucksの店舗でチェックインしたり、Starbucksについて「いいね!」ボタンをクリックしたりすると、そのステータスがユーザーのニュースフィードのほか、Starbucksの広告としても表示されるというものだ。
Sponsored Storiesについて説明しているFacebookの動画によると、チェックインの投稿はユーザーが書き込んだとおりの内容がそのまま広告画面に表示されるもよう。
フェイスブックもいろいろ大変ですな。でも、プライバシーに関わる話題はこの時代、最もセンシティブなものの1つなので適切に対処してほしものです。