台湾のDigiTimesはApple関係の情報リークしすぎじゃないかと思いますが、情報提供者への報酬ってどれくらいなんでしょうね。
台湾のDigiTimesが部品の供給関連の情報筋からAppleがiTVの開発を継続しており、それが4Kテレビになると伝えているようです。
米アップル、「iTV」で4K解像度テレビ市場参入へ ―情報筋 | ガジェット速報
台湾のハイテクメディアDigiTimesは27日、アップルの部品供給に関わる情報筋の話として、アップルがiTVの開発を継続しており、音声認識やモーションコントロールを搭載するのはもちろんのこと、3840×2160ドット表示(4K解像度)に対応した液晶パネルの搭載を示唆しています。
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4Kは今年のCESでもテレビ製品の目玉として取り上げられているのですが、おそらく次世代TVには搭載されることになるんでしょう。
4Kの売りはさらにきめ細かい解像度で、大型テレビを複数の映像で分割して表示した際もその解像度の高さによって各映像をクリアに見せることができますので、それはそれで表現の幅は広がるでしょう。一節には50~60インチ以上でないとその効果は実感できないとも言われますが。
しかし、Appleが作る製品で、その新規性が解像度にしか仮にないのだとすると厳しいすね。ていうかそれはAppleに期待されていることではないですね。記事ではRetinaディスプレイを引き合いに出していますが、スマートフォンの場合、Retinaによって画面解像度が変わったことによって劇的にユーザー体験が変わる理由はやっぱりありましたからね。小さい端末なので、文字が不鮮明になるときがあり、それがユーザー体験を下げていたわけだから。
最も僕らは4Kの持つインパクトをきちんとイメージできてないかもしれません。Appleには4Kで実現するユーザーライフというのが明確にイメージできていて、それの実現がテレビの体験を劇的に変えるのだ、という秘策があるのかもしれないですけね。
そもそもiTVはホントに出るんでしょうかね?Appleがテレビに興味を持っているのは確実ですが、テレビ変えるには端末だけ作ってもやっぱりだめで、放送事業者含むすべてのエコシステムにいろんな変更を加えないといけないので、末端の端末が登場することによって、どこまで何が変わるのか現時点ではよくわからないんですよね。Appleには電話のユーザー体験を変えたiTunesとapp storeがあるんですが、このコンテンツ提供の基幹となる部分をやはり中心にして、テレビを巡るエコシステムを再構築しようということなんですかね。
そうするとコンテンツどうするの?っていうのが当然課題になるのですが。実はAppleってオリジナルのコンテンツってないんだよなあ。GoogleにはYouTubeがありますし、アマゾンも独自コンテンツ作り始めているし、NetflixやHuluも同様。Appleはハリウッドに頼るだけでいいのかどうか。
それともテレビを映像コンテンツを写す端末としてではなく、他の用途を提案するものになるのかな。ゲームをがっつり提供してくる可能性はあるかもしれない。
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