Instagramは。Android版のリリース、そしてフェイスブックによる買収が発表されたあと、急激な勢いでユーザー数を伸ばしています。
ビジネスとして、このツールを利用できないかと考えるブランドやメーカーも数多いと思います。
このInstagramというツールは、フィルタ機能によって美しいビジュアルの写真をだれでも作れるところに特徴があります。
人のクリエイティビティを刺激しやすいツールなんですね。
こちらのBusiness to Communityの記事ではInstagramをマーケティングに使う際は、単にセピアのキレイな商品写真を掲載するだけでは意味がない。
いかに消費者にクリエイティビティになってもらい、アクティブに自社製品を写真に撮ってもらったり、シェアしてもらうかを考えるべき、と書いています。
The Rise of Instagram in Social Marketing: Tapping Into Consumer Creativity
記事では、Instagramマーケティングの例として、2つに事例を紹介しています。
Saks Fifth Avenue
Saks Fifth Avenueというブランドは、「SEE U @ SAKS」というキャンペーンで、#SeeUAtSaksのハッシュタグと一緒にInstagramでお店で撮影した写真を投稿すると、1000ドルが当たるという仕掛けをしています。
なんだ、結局金かよ(笑)って言いたくなる思いもありますが、まあ効果的なんですよね。常に効果があるとは限りませんが、クリエイティブな写真を取れて、お金の当たる可能性もある、というのは良いコンビネーションなんじゃないでしょうか。
Instagramのオシャレさはお金に汚い感じを中和してくれるので、ソーシャルメディアで共有してもあまり顰蹙をかうことはなさそうですし。
それにこのキャンペーンは現地のショップに足を運ばせるのに確実に貢献しますよね。Instagramには位置情報サービスもありますし。
Whole Foods
オーガニック食品のチェーン店、ホールフーズでは#WFMEarthのハッシュタグつきでEarth Monthの期間中に毎週設定されるテーマに沿った写真を投稿してくれた人の中から1週間に一人100ドルが当たるキャンペーンを開催しています。
また金かよ(笑)って話ですが、まあやっぱ人のモチペーションはここにあるってことなんですね。