Attorney for George Zimmerman: No Trial for Months for Trayvon Martin’s Shooter
Mark O’Mara, attorney for George Zimmerman, the neighborhood watch captain who shot Trayvon Martin, told NPR that any trial won’t begin for months. Meanwhile, on Friday, April 20 he will try to get Mr. Zimmerman released on bail. At his first appearance, Zimmerman did not plead to the charges against him, but did request release on bail. A second hearing was scheduled, at which Mr. O’Mara will again request bail for his client, and Mr. Zimmerman is expected to plead not guilty.
フロリダ州で、17歳の黒人少年、トラヴァン・マーティンを殺害したジョージ・ジマーマンの弁護士、マーク・オマラ氏は、NPRの取材に対して裁判は数ヶ月間は行われないと語った。一方、マーク氏は、4月20日にジマーマン容疑者を留置場から出させるように働きかける方針だ。一度目の接見の際、ジマーマン容疑者は、罪を認めず、留置場からの出所を訴えていた。
二度目の接見の際にもジマーマン容疑者は無罪を主張すると見られている。
G. Zimmerman – Photo Source: Wikipedia Commons
ジョージ・ジマーマン容疑者は未だに罪を認めていないということなので、このまま行けば裁判でStand Your Ground law(正当防衛)の是非が焦点となるでしょうね。事件当時の状況が本当に正当防衛と云えるのかどうかの証拠集めを今弁護士はしているんでしょうかね。
しかし、マーティン少年は丸腰だったことはもうわかっているので、それで正当防衛もクソもないと思うんですがね。それでも先制攻撃すら正当防衛の一種として外交では使う国では国内の法のロジックでもそれを採用するなんてことがあり得るんでしょうか。
自主防衛の権利はアメリカ人には食の安全や医療の問題よりも、自分たちの生活の安心を保証するもの、と捉えている人も少なくないと思います。
マイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」ではとにかく装填された銃が自宅にあると心が落ち着くんだ、とチャールトン・ヘストンが言ってたりしますしね。
自分の身を守る最上の手段を保有していることが、生活の安心という考えなんでしょう。
考え、というか信仰に近いかもしれない。
もっと根深いのは、黒人の少年を見たら、危険を感じてしまうその差別意識だろうけども。
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