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ハフィントンポスト日本版が来春にスタート。朝日新聞と合弁での運営

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同じAOLグループのテッククランチからの情報なので間違いないみたいですね。

Huffington Postが朝日新聞と合弁で日本版を来春にもスタート

Huffington PostはAlexaによれば全米でもっともよく読まれているニュースサイトで、現在はAOLの傘下にある。そのネットワークは世界に広がりつつあって、米国外ではカナダを皮切りに英国、フランス、スペイン、イタリア版がスタートしている。フランスではLe Mondeと、イタリアではGruppo Espressoといったようにローカルな新聞と組んでその事業をスタートさせてきた。

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そしていよいよその日本版が登場する。Huffington Post Media Groupはパートナーとして朝日新聞を選び、両社で合弁会社を設立して、来春にもHuffington Postの日本版をスタートさせることを発表した。ただし、合弁会社の出資比率や役員などについては明らかにされていないし、運営者としてのチーム構成もまだ決まってはいない。

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Breaking News and Opinion on The Huffington Post

アメリカ以外では既存の新聞社と組んで運営というのが定番スタイルのハフィントン・ポストですから、同様の運営体制ですね。ハフィントン・ポストはリベラル左派の色が比較的強いニュースメディアなので朝日新聞と組むのは合ってるかなと思います。

一応日本の新聞社では記者の実名ツイッターリストを公開したり、大手新聞社の中では一番ソーシャルメディアに開けているでしょうから、その辺がパートナーに選ばれた理由でしょうか。

ただ、記事中にはコメントシステムもアメリカと同様のものを採用するっぽいことが仄めかされていますが、日本の場合はどうなんですかね。アメリカのように同意も批判も罵詈雑言も実名で比較的やるアメリカ人とちがって匿名の文化が根強いので、同じシステムでいいのかどうか。 ブロゴスのコメント欄の二の舞になりそうな気がしますが。

ハフィントンポストはオピニオンサイトとしては優秀ですが、調査報道の強化は今後の課題。既存のニュースメディアを組むのもそこを強化したいという思惑もあったりするんでしょう。

保守系のドラッジ・レポートとかは日本に来ないのかね。保守は読売と産経だけでお腹いっぱいという気もしますけど。

テッククランチの記事も指摘していますが、すでにオピニオンサイトのようなものは日本にもたくさんあって、その中でハフィントンポストはどういうポジションで運営していくのか気になるところです。ブロゴスはなんでもありのごった煮で炎上も辞さない姿勢で、時にみずから煽ってるようなふしもありますが、リベラル左派の特色を割と強く出して差別化を図っていくのでしょうか。

自分の個人的な希望としては海外海外ニュースに力をいれてほしいのですがね。

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