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Kindle Fireは汎用型タブレットというより専用端末と捉えた方がいい。

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Kindle Fire HDが発売されましたね。Kindle Paperwhiteよりも手に入りやすいみたい。注文すれば割とすぐ届くようです。

アマゾンでも今のところ、在庫ありになってます。

Kindle Fire HD 16GB

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アマゾンが開発したタブレット端末で、アンドロイドOSで動いているんですが、かなり普通のタブレットとは違ったものになっています。

このKindle Fireはアマゾンのデジタルコンテンツを消費するための専用端末のように設計されており、電子書籍リーダーであるKindleを他のコンテンツにも拡張したものであって、いわゆる一般的な汎用型のタブレットではないのですよね。

僕は初代Kindle Fireがアメリカで発売されるとすぐに買いました。電源立ち上げトップページが表示されると、自分のアマゾンのデジタルコンテンツがズラッと表示されるんですね。タブレットのようにアプリのアイコンが並んでいるのではなくて、電子書籍、映画、アプリがそれぞれに格納されている。

ブラウザもついているんですが、申し訳程度に一応あります、といった感じ。使い勝手はあんまりよくないですね。

そもそもやっぱり他のタブレットとは設計思想がちがうんだな、という感じ。Kindle Fireは電子書籍専用端末、Kindleが発展させて音楽や映画など、他のコンテンツも楽しめるようにしよう、という感じなんですね。

普通のタブレットは、幅広く使えるように設計して、アプリストアを通じて好きに使ってくださいね、ですから。映画や音楽のようなコンテンツはありきでの設計にはなってないですね。

Kindle Fire HDを楽しく使うためにはコンテンツをたくさん買わないといけません。Fireのトップ画面にもpaperwhite同様にKindleストアへのリンクがあり、思い立ったらコンテンツ購入できるようになっているんですが、ホントにアマゾンのエコシステムの外には出さないよ、という作りになっています。

そんで、そもそも日本ではKindle Fire HDは買いなの?という問いには微妙。。。と答えるしかないと思います。現状日本ではアマゾンのデジタルコンテンツの絶対数が少ない。映画がまずないですから。音楽と電子書籍とアプリだけですね。電子書籍にしたって数がまだ多くないわけで。

アメリカならかなりの数が揃っているので、Fire HDかなりコストパフォーマンスいいと思いますけどね。しかし、日本ではちょっとタブレット試してみたいな、というニーズがあるなら1NEXUS 7などを買った方がいいでしょう。

早いとこ、日本のアマゾンも映画などの動画コンテンツを取り扱うようになってほしいなあ。

Kindle Fire HD 16GB
Kindle Fire HD 16GB

posted with amazlet at 12.12.19
Amazon.co.jp (2012-12-18)
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