Amazonが仮想通貨をリリース。利用は今のとこ、米国のみかな。
Kindle Fire 向け仮想通貨 Amazon Coin 発表、米国で5月から開始 – Engadget Japanese
米Amazon.com が、独自タブレット Kindle Fire 用の仮想通貨 Amazon Coins を発表しました。Amazon Coins は、Kindle Fire でアプリやゲーム、アプリ内アイテムの購入に使える仮想通貨。米国では5月のサービス開始とともに、Kindle Fire ユーザーに数千万ドル分の「アマゾンコイン」を無料で配布します。
[PR]アマゾンは以前から決済に使えるポイントサービスを提供していますが、Amazon Coins は Kindle Fire で、アプリやアプリ内アイテム決済にのみ使える点が異なります。
通常のアマゾンのポイントとはまた別枠のもののようで、この仮想通貨はゲームやアプリでのアプリ内課金に用いられるものとのこと。Amazonのプラットフォーム内で、ゲームやアプリの点数の増加と利用の促進が狙いと思われます。
AmazonのKindle Fireは、Android OSですが、通常のAndroid端末とは作りが全く異なり、Google Playすら載っておらず、独自のAmazon Appstoreでアプリなどを提供しています。
Google Playに比べると点数は少ないですが、AmazonがAppleのような審査をしたものだけが公開されますので、安全面は向上していると言えます。
通常、Android用のアプリを作れば、Google Playに登録するでしょうが、こういう独自の施策でユーザーの利便性が高まるのなら、google Playを飛ばして、Amazon Appstoreのみの独占提供アプリなどもあり得るかもしれんですね。
コインは1コインが1セントで家電量販店のポイントみたいな換算ですね。独自にコイン還元施策などもやったりしてユーザー囲い込みもしていくんでしょうね。いきなり「数千万ドル分」のコインをばらまくって書いてありますし。
でもKIndle Fire専用なんですねえ。電子書籍には使えないんですかね。あらゆるアマゾンのデジタルコンテンツに利用できたらけっこう嬉しいんですけどね。
日本においては、まだまだAmazon Appstoreのコンテンツが少ないのでKindle Fireの真価が発揮しづらい状態ですが、コンテンツが一通りそろってきたら、日本でも導入してほしいですね。
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