Androidアプリを扱うアマゾンストアが日本でもオープンしたようです。
TECH SE7EN : Amazon、「Androidアプリストア」を日本で開始 — 有料アプリを毎日1本無料提供、セキュリティ面での安全性が売り
Amazonが独自にアプリをリストアップして配信する「Amazon Androidアプリストア」をスタートした。米国では2011年3月より提供しているサービスの日本版となる。
有料アプリが毎日1本無料で提供される「本日限定 無料アプリ」をはじめ、あなたへのおすすめ機能、カスタマーレビュー、1−Click決済など、独自の特徴を持ったアプリストアになっている。
Googleが提供するアプリマーケット「Google Play」は審査がほとんどないような状況で、マルウェアや海賊版が度々問題になっているが、「Amazon Androidアプリストア」はすべてのアプリを事前にAmazonがテストしているため、セキュリティ面では安全性が高いのも特徴だ。[PR]
AndroidのアプリはGoogle Ｐｌａｙで購入可能ですが、無審査でアプリの公開が可能なプラットフォームであるため、アプリ数は大変多いのですが、その分マルウェア的なものもありますし、そうでなくてもあまり使い勝手もよくないアプリが玉石混合です。アンドロイドで良いアプリをGoogle Playから探すのはけっこう大変なのですね。
今年はアンドロイドのアプリでthe Movieと名前につくアプリによる大量の個人情報流出騒ぎなどもありましたね。
上述の引用部にもありますが、Amazonアプリストアはアマゾンが事前にテストしたアプリのみ取り扱っているため、Google Playよりも安全面では信頼のおけると言えます。さらにメリットとしてはアマゾンのレコメンデーション機能があるので、自分にあったアプリを向こうからお知らせしてくれる仕様になっているので、まだ未使用の良アプリに出会う確率は高まるかもしれません。
その代り、リリースがGoogle Playより遅かったり、アプリの数が少なかったりします。まあしょうがないですよねー
さて、利用方法ですが、Amazonアプリストアは、Google playからアプリとしては提供されていないので、ブラウザから開きます。
http://www.amazon.co.jp/getapps
上記のリンクにアクセスすると『Amazonアプリストア』を今すぐダウンロードのボタンがありますのでダウンロードして、アマゾンアカウントを入力してアプリを買いましょう。
アマゾン流の１クリック決済も健在です。
Amazonアプリストアに期待されるのは当然フィルタリングによる危ないアプリの排除と、アマゾンのエンジンによるレコメンデーション機能の２つでしょう。
これによって、Androidのアプリの信頼性とユーザーマッチングの導線の強化がされれば、Androidのアプリの市場も今よりかは活性化してくれることでしょう。
結局iOSアプリの方が市場として活況なのは、Androidのようにいくつものバージョンが存在して開発・テスト環境を揃えにくかったりするのが大きな理由でしょうけど、ユーザーの不安面もやはりあったと思うので、それが解消されるのは大きな変化だろうと思います。
しかし不満なのはアフィリエイトに対応してないことですね。Google playも対応してませんが、その分こっちが対応してくれれば、金に目がくらんだブロガーたちがこぞってAmazonアプリストアを紹介すると思うんですけど。
しかし、日本のgoogle playにはないアプリがあったりしますね。ミュージックビデオが無料で見放題のVEVOのアプリを発見しました。
このアプリはオススメです。アメリカのミュージシャンのPVが大量に見れます。Web版では米国外からのアクセスをブロックしているサービスですが、なぜかこのAmazonアプリでは手に入ってしまいます。ユニバーサル対応なのかな、このストア？
Amazonアプリストア自体が、身元不明の野良アプリなのが、なんともアレですが、Google側では承認しないでしょうしねえ。。
しかし、今後はこのアマゾンで扱っているアプリのみ購入すると決めておけば、セキュリティで『提供元不明のアプリのインストールを許可』してもまあ大丈夫だとは思います。