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近づくPC時代の終焉とウェアラブルコンピューティング

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思った以上にPC時代の終わりって早く来るんですかねえ。

世界PC出荷台数、13.9%減と過去最大の減少率──IDC調べ – ITmedia ニュース

米調査会社IDCが4月10日(現地時間)に発表した第1四半期(1~3月)の世界PC市場に関する調査結果によると、出荷台数は前年同期比で13.9%減の7630万台で、同社が1994年にこの調査を始めて以来最大の減少率になったという。

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ウィンドウズ8の不振

第一4半期でずいぶんとPCの出荷台数が落ち込んでいます。これはウィンドウズ8が噂に違わぬ難物であることに原因もあるのでしょうが、やはりタブレットやスマートフォンへのシフトが強まっていることも主要因でしょうなあ。

こうなってくると、もはや来年の今ごろは、ウェブサイトやブログ作る際は、まずPCでの表示を想定してデザイン決めて、レスポンシブ対応をどうしようじゃなく、順番を逆に考えないといけないのかもしれない。実際問題、自分でもPCを自宅で開く時間はかなり減っている気がする。

ブログの作り方も俄然変わってくるよなあ。

PCが完全に消え去るという状況はあまり考えにくいのですが、買い替えのサイクルは今まで以上に鈍くなり、デジタル生活に占める存在感は減少していくのでしょうね。作業ツールとしては、PCの優位性はしばらく崩れないでしょうけど、単なるビューワやコンテンツの消費をするのであれば、スマホやタブレットのほうがむしろ快適なケースというのもでてきていますし。電子書籍とかはその最たる例。

ウェアラブル・コンピューターの未来

そんなPCの僕楽傾向の中、スマホやタブレットという持ち運ぶコンピュータの次として、身に着けるコンピュータであるウェアラブル・コンピューターが注目され始めています。筆頭がGoogle Glassでこれの開発の記事が出回り、本格的にウェアラブル・コンピューターの可能性が広く議論され始めたところですが、これがPCにとどめをさす刺客となるんでしょうかね。こう、登場の時期的に。

そのウェアラブル・コンピューターで面白い記事が日経にでていまた。元頓智の、セカイカメラでARの可能性を世に問うた井口尊仁氏のインタビューです。
グーグルと対峙する男:日経ビジネスオンライン

Googleの検索は目の前の物理的なものを検索できない、そこでARで現実空間にタグづけ機能を持ち込んだのがセカイカメラ。しかし、現実空間のものをシェアや検索するのにセカイカメラも数ステップの作業を必要とする。これはスマホ自体のハード的な制約であり、いちいちスマホを操作しないといけない。これは人間の身体の動き的には非常に無駄なぶ動きであるはずで、もっと自然に振る舞うだけで他社と繋がれるようにするものが、井口さんの開発中の『テレパシー・ワン』だそうです。

自分がシェアしたいと思ったらすぐに共有することが可能だということ意外に今あるステップをすっ飛ばして得られる感覚はより身体感覚に近い部分にコンピューターがくることになりますので、自身の身体感覚とネットワークの共有感覚がシームレスにつながるような感覚を味わうのかもしれません。

めまぐるしくデジタルデバイスの流行も変わっていきますねえ。来年の今ごろにはどうなっていることやら。

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