10月24日のAppleの発表イベントは、ハードウェアの新製品ラッシュだったのですが、やはりiPad Miniに多くの注目があつまりました。
iPad miniに関する詳細はこちらを参照してください:iPad Miniが発表。7.9インチで304gの軽さ
それ以外の製品で最も注目すべきはiMacでしょう。シリーズを重ねるごとに薄くなっていたiMacですが、またさらに薄くなりました。
新しくなるたびにどんどん薄くなるiMacですが、最終的には無色透明化してしまうんじゃないでしょうかね、このまま行くと。
今回のiMacはなんと厚さ5ミリ。デスクトップをこんなに薄くしてどうする気なんだ。。
ボディがうすくなったからなのか、なんか梱包用の箱の形も台形になってます。こういう形はモノ入れとして再利用しづらそうだ。
この新iMacが注目の理由は、一緒に発表された新ストレージシステム、Fusion Driveです。
従来のHDDのボリュームとSSDの起動の速さ双方の長所を生かそうというもので、利用する分には特に別々のストレージであることを意識する必要はなく、普通に使えます。
頻繁に使用するデータやアプリはフラッシュストレージに内蔵され、スピーディーに使うことができ、その他のデータはHDDに保存されるという仕組みになっています。自分のデータの使い方を学習していき、利用者にとって快適な環境を自動で提供するような仕組みになっています。
Apple Online Storeで構成オプションとして用意されているFusion Driveは、従来のハードドライブが持つ大容量のストレージとフラッシュストレージの優れた性能を組み合わせた画期的なアイデアです。Fusion Driveを搭載したiMacは、コンピュータ本体の起動、アプリケーションの起動、写真の読み込みなど、ディスクへの負荷が高いタスクをよりスピーディーに、より効率良く処理できます。なぜなら、頻繁に使うデータは高速のフラッシュストレージに保存され、あまりアクセスしないデータはハードドライブに保存されるからです。ファイルの転送はバックグラウンドで行われるので、あなたがそれに気づくことはないでしょう。Fusion Driveなら、システムがあなたの作業の仕方を覚えていくにつれて、Macの使い心地が一段と快適なものになっていきます。しかも、あなたは何もしなくていいのです。
CPUはクアッドコアのCore i5とCore i7。Turbo Boostつきです。
価格は21.5インチ 108,800円から。27インチは154,800円からとなります。安いですね。光学ドライブは非搭載。ドライブ排除の傾向はこのデスクトップにも表れてきましたね。どんどんと。
映像の編集マンなどはけっこう困るだろうなあ。まあ、そういう特殊な人はドライブ買えってことなんでしょうけど。
キーボードとマウスは付属でつきますが、マウスに関してはマジックマウスかマジックトラックパッドか選べるみたいですね。
さて、iMacのモニタは薄くなっただけじゃなく、反射を75%カットしているので、光の映り込みがかなり軽減されて見やすくなっているようですね。
長時間作業する方向けにはいいですね、これ。
販売開始は21.5インチモデルは11月から、27インチは12月となっています。
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