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今敏監督の回顧展、「夢みる人」に行ってきました。

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先週も紹介しましたが、二年前に46歳の若さで他界された今敏監督の回顧展が、監督の母校、武蔵野美術大学で今日(7/16)から開催されています。
今 敏監督の回顧展が母校の武蔵野美術大学で開催。劇場映画関連の展示から、マンガ、プライベートイラスト、学生時代のデッサンまで。回顧展「夢みる人」

早速行ってきました。西武拝島線の東大和市駅から歩いて30分くらい。

この炎天下ではキツかった。。。。国分寺駅から大学行きのバスがあるのでそれで行くべきだったな。

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大学のミュージアムで無料で開催されているのですが、ミュージアムは大学の正門から入ってそのまま真っすぐ進むとあります。ただひたすら真っすぐ進めばつきます。

途中、回顧展の飾りが。

これがミュージアム。

デカいポスターがあります。

ミュージアムの売店では、この回顧展のパンフレットとクリアホルダーが売ってます。

これがミュージアムの入り口。
この武装したウサギは、今敏監督が年賀状のイラストとして長年使っていたものだそうです。
このウサギのイラストは、この回顧展でも使用されていますが、今監督には特別の意味があるようですね。

展示されているものは、今監督の学生時代の作品から、漫画家時代の原画、アニメ映画のポスターやイラストのラフ画など。ファンにとっては非常に貴重なものがたくさん見れます。
パーフェクトブルーから、パプリカ、テレビ作品の妄想代理人からNHKで放送された短編「オハヨウ」関連の展示もあります。

漫画の原画のクオリティの高さにビビる。アニメの世界に行かず、あのまま漫画家としてやっていってもすごい人になったんだろうなあ。

今監督は、漫画家としてデビューしたのは、大学在学中なんですね。でも、大学中退などせずにそのまま通って留年もしてるようですが、
「大学はあまりにおもしろいところだったので、一年半ほど余分に在籍した」そう。勉強大好きだったんですかね。その後、武蔵野美術大学で講師も努めるようになってましたが。

しかし、学生時代から大変質の高いものを作っていたんだなあ、というのがこの回顧展でわかります。やはり今敏はただ者ではなかった。
学生時代からすでに、あのリアリズムを追求したような画風をすでに確率してんですね。そして現実っぽいけど、どこか夢、あるいは妄想っぽい何かがすでに学生時代の作品からも滲み出てます。

これはチラシから。

回顧展のタイトル「夢みる人」というのは、制作途中で他界されてしまった未完の劇場用映画「夢見る機械」にかけているんでしょうけど、夢ってキーワードは今敏監督の作品を語る上で大きな意味があるように思います。

ファンなら確実に行っておいた方がいいです、この回顧展。大変満足いたしました。

写真一覧はこちら。
http://hotakasugi.tumblr.com/tagged/konsatoshi

回顧展の詳細は以下のリンクより。
夢みる人 今 敏

今敏監督の公式サイト
KON’S TONE

今敏監督作品